◆「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷オサム


個人的感想 | 評論ではなく、偏見に満ちた感想です。


*「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷オサム(著)
久しぶりの青春物語。しかも、バンド絡みとくれば私のような人間は思わず手にとってしまう。
とにかく軽さ重視で、読みやすさは抜群。高校生、バンド、友情、恋愛、葛藤、成長、このキーワードを存分に生かした、ポップでライトな青春ストーリー。
最後までテンポよく展開、ラストも気分爽快。
どこまでも晴れ渡る青空を校舎の屋上から仰ぎ見ている。頬を撫でる風はまだ冷たいが、これからどんどん暑くなっていくことを予感させる春の風といった感覚を覚えた。抽象的過ぎか・・(笑)

キャラクター構成も素晴らしい。
それぞれの色を際立たせて立ち位置が明確でありながら、他の登場人物としっかり絡み合う。個人的に気に入ったキャラクターは・・いや、やめておこう、ネタばらしになってしまいかねない。
それに感じ方は十人十色。まだ読まれてない方に色メガネをかけることになっては申し訳ない。

とにかく、スポーツ根性ものなどが鬱陶しいという方でも、これならお奨めの一冊。





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